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【株式会社マジルミエ】アニメ8話「魔法業界EXPO」ネタバレ感想・考察

©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会

今週も、原作未読勢による株式会社マジルミエアニメ8話「魔法業界EXPO」の感想&考察始めていきます!

▼前話はこちら

yuuki65.hatenablog.com

開幕ハグの越谷さん

©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会

越谷さん「カ~ナ~ち~!!久しぶりだなぁおい!おっきくなって!背ぇ伸びたんじゃねぇのか!?」

2話ぶりの越谷さん。相変わらず元気!
開幕強烈ハグでカナちを締め付けて寿命を縮めるw
やっぱりこのカップリングは見てて安心しますね。

魔法業界EXPO

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重本社長「今日の目的はここだ!魔法業界EXPOは 年一で開催され、新たな魔道具や技術の披露、関係者の講演などが行われる、いわば業界展示会だ。」

今日はマジルミエの社員全員で業界展示会に来ている模様。
会場の雰囲気がまさにAXとかTGSを彷彿させますね~。
そして、魔法少女に変身してれば安く入れるらしいという謎特典w
…というか、そもそも魔法少女会社でも入場料はかかるんですね。
出展しないからでしょうか。ベンチャーは招待枠とか無さそうですもんね、

男性の魔法使い??

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翠川「男性は魔法の出力が強くなりすぎるんだよね」
重本社長「業界の未解決問題だな」
二小山「その解決技術もいつか出ますかね~」
翠川「男性の魔法使いも出るかもだよ」

さらっと色々な情報が出てきた!
なるほど、男性は魔法の出力が強くなりすぎるのか。ってか、じゃあ魔法自体は使えるんだ。(重本社長とかものすごい強い魔法使えそう。)
出力量のコントロール技術とかを身につければ普通に戦えたりとかしないのだろうか。色々謎ですが、これが現状魔法「少女」しかいない理由みたいですね。

「男性の魔法使い」今後出てくるのかなぁ~。伏線とも取れるし、ただの冗談とも取れるし、絶妙なラインですね~。

会場へ到着

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なんかすごく見たことある感じだwリアリティが凄いw
翠川さんがどう回るかめちゃめちゃ真剣に考えてるの面白い。
カナちのツッコミの「巡回セールスマン問題(最短距離のルートを見つける問題みたいなやつ?)」なんて言葉知らなかった。カナちの相変わらずの知識の引き出しの広さ。

「変異」の講演に気になるカナ

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「変異」についての講演に興味津々なカナチ。前回戦ったばかりだもんね。
どうやら、この技術力に強みのある中堅企業「サテスファ社」が、変異に対抗する最新技術をプレゼンするようですね。
カナちも気になってるけど、変異はすでに魔法業界では新たな脅威として認識されていて、どの会社も対策魔法の開発に乗り出してるみたいですね。

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重本社長「気になるものがあったか?桜木」
カナ「変異怪異に関するプレゼンがあるって書かれていて、私も聞こうかなって」
重本社長「…そうだな」

なんか含みのある重本社長。

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カナ「社長 なんか怒ってます?」
越谷「いや ありゃ複雑なんだろ。強い技術が出るってことは、強い怪異が出たってことだし。つまり うちらがデケえ危険にさらされるってことだかんね」

なるほど、そういうことか。相変わらず社員想いですねぇ重本社長。いい人すぎる。
ただ、事実として変異が増えてきている以上、マジルミエとしても対策を進めていかないと危険なのは間違いないですね。

謎のヲタク(ダイレクトコア社のプロジェクトマネージャー)

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「あ…あの!すみません!その魔法少女服、もしかして商店街の魔法の会社さんですよね?!」

「すごかったですよね、あれ!!」
「SNSで見ましたよ!変わった魔法で、カタログにないし、オリジナルかなって」
「ええ! めちゃめちゃ気になったし」
「ネットに 落ちてた動画や写真、ほとんど 保存しちゃいましたもん!」

なんかめちゃめちゃ熱量高い魔法ヲタクみたいなキャラが出てきたw
商店街の魔法は相変わらずめちゃめちゃ有名なんですね~。
カナちがめっちゃ技術的な質問攻めに遭うものの、そこはニコっちが出て話したら良いのに…と思いきや、後ろに隠れてる!?どうやらかなりの人見知りらしいw

二人が去った瞬間にいきなり饒舌になるニコ。真正のオタクである。
さっきのヲタクの二人、実は有名な会社のPM人らしくて、ニコも知っている(というかむしろこっちもこっちで二人のファン?)様子。
それなら頑張って話そうよw

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重本社長「待たせたな 何かあったか?
越谷さん「ああ 社長ちゃん
ニコ「ダイレクトコア社の方が話しかけてくれたんですけど、また僕話せなくて…
重本社長「いつも言ってるが気に病むな。全てを1人でできる必要はない。会社はチームなんだからな」

社長いい人すぎる。(2回目)

それにしても「全てを1人でできる必要はない。会社はチームなんだからな」の一言、個人的にめちゃめちゃ刺さりました。普段、何でも自分でやらなきゃって思いがちだけど、そうじゃなくて、周りと助け合うのが大事だよなぁ…って改めて気づかされました。いや~こういう言葉をさらっと言えるあたり社長の器ですよね。

いざ講演ブースへ

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及川「ご紹介にあずかりました及川です。って、ここ、知り合いも結構いますね。緊張するな~!僕の知り合いは最後に大きく拍手お願いします。今度ランチおごりますから」

サテスファ社の及川CEO登場。声優がなんと中井和哉さん!豪華!!
だがしかし、ちょっと喋り方がチャラい。講演内容も内容だし(即席で怪異を変異させて退治するといった内容)、いかにもやらかしそうな予感がプンプンします。絶対何か起こるんだろうなぁ~。
重本社長が複雑そうな顔してるのも気になるし…。

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及川「改めてご説明すると変異とは最近散見される怪異自身の急成長を指します。
今回使う個体は危険性は低いですが変異怪異から抽出した細胞を一部注入し人工的に若干の変異状態にします。
怪異は変異すると質量や攻撃力が急激に増しますが。そのタイミングもどう強くなるかも個体により不明です。」

強化に個体差あるって普通に危うい感じするんですが大丈夫ですか!?って思ったのは自分だけでないハズ…

それにしても、「怪異は危険」とはいえ、実験台にされてるのなんだかかわいそう…w
前回、変異する時に涙流してたりして、無機質な存在に見せかけて実は心持ってそうに見えてしまうので、なんかこういう扱いを受けるとちょっと心が苦しくなるのは自分だけでしょうか。

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及川「今回は質量のみ少々増やします。攻撃はないよう寝かせているのでご安心ください。巨大化のみとはいえ十分パワフルですね~。こういった変異に対応が及ばず危険にさらされる魔法少女が増えています。そんなときのために開発したのがGOG魔法弾です。今回はファーマジー社の魔法少女さんにご協力いただき直接魔法弾を撃ち込んでいただきます。」

ファーマジー社のピンク髪魔法少女さんモブだけど普通にかわよ。

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そして、事件は起こる…

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ですよね~w 誰もが知ってたw
これでマジルミエメンバーが対処する流れになるのかな。

そして、重本社長が会場マップを見て怪異の原因に気づいた?
単純にGOG弾の不備ってわけではないのか…。トイレ近いからトイレ絡み?
植物だから水を吸って大きくなる的な?(安直すぎる発想)

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動かない古賀社長

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秘書さん「社長行かないんですか?」
古賀社長「だって3時間待ちの台がやり放題だよ?避難なんて後でいいでしょ」
秘書さん「いえ…急激な変異に対応できる退治処理能力は弊社くらいしかありませんが」
古賀社長「契約のない仕事なんて仕事じゃないよ、金にもなんないし。本当にヤバきゃ依頼が来るよ。それまでは"理想主義者"がなんとかするんじゃない?」

アストの古賀社長、なんか呑気にゲームの試遊?やっとる…!
あくまで「仕事として正式に依頼されない限り動かない」というスタンスを貫くらしい。まぁビジネスとしては間違ってはいないんでしょうけど、業界を代表するような企業って、こういう非常時には身を切ってでも対応する「責任」があるんじゃないかと思いますけどね…。(能登半島震災時にトヨタ自動車が支援していたみたいな)

それにしても、「理想主義社がなんとかするんじゃない?」という言葉、明らかに重本社長を意識した発言。平然と装っているけど、裏では色々な考えを巡らせているのかな?
そして秘書さんはそんな古賀社長の考えに疑問を呈しているのが伝わってきます。地味に好感持てる。

一方マジルミエ社は

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翠川「まさかうちで…やるつもりですね!」
重本社長「うむ。
翠川「しかし変異怪異です。この状況なら きっとアストが…」
重本社長「あそこは金になる正式な仕事以外やらん。今回はベースが植物寄生怪異だ。大幅な損害は予想されないが放ってはおけん。遭遇した魔法少女企業として責任を持ち、変異怪異の駆除を行う。かまわないな?越谷、桜木!」

翠川さんも合流して、変異怪異と戦う決断をする重本社長withマジルミエチーム。
さっきの古賀社長の「マジルミエが動く」ってわかってる感じと、一方で重本社長の「アスト社は動かない」ってわかってる感じが、お互いに相手を良く知っている関係性を感じさせてなんかイイ。

重本社長の「偶然居合わせた魔法少女企業として責任を持つ」っていうのもすごく好き。それだよそれ!古賀さん、聞いてるか~??w

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重本社長「即時のプログラムを組むがいいな?二子山!」
ニコ「すみません、社長。僕…今すっごくワクワクしてます!」

一瞬、怖くて震えてるのかな?と思ったら、まさかのワクワクしてるw
誰一人としてビビっている人がいなくて、全員が社長の方針に賛同して即行動に移るこの感じ、めちゃめちゃ良いチームですわ…

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及川さんが「無茶だ!」と割り込んでくるも、それをはねのける重本社長や越谷さん。
まぁ普通に考えるとどこの馬の骨かわからないベンチャーに任せるのかなりリスキーだし、気持ちはわかるw
及川さん、喋り方チャラくて正直あまり第一印象良くなかったけど、ちゃんと失敗した時の魔法少女へのリスクを考えてる辺り、好感持てますね。
盛大にやらかした戦犯ではあるけど、普通に良い人そうだ。

様子を見に来たダイレクトコア社の二人

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及川「柏呑君、横出君、久しぶり…っていうか なんで来たの?逃げなよ!」
柏呑「技術者として役に立ちたい気持ちが抑えられず…」
柏呑「え? あの会社って…」
及川「ああ うん…」

ダイレクトコア社のPM二人も見に来ます。
恐怖心より好奇心が勝っちゃうタイプか。技術者としての血が騒ぐ感じか。
これはもう、ニコのエンジニアとしての腕前を見せつけて、「すげー!」ってなる流れか!?

増殖する変異怪異

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いつの間にかめちゃめちゃ増殖しとるw
しかし、カナちと越谷さんへの魔法の供給を1人で並行してこなすニコ君が天才すぎますね。なぜベンチャーにいるんだ。重本社長はどこから引っ張ってきたのか。

少数精鋭のマジルミエ

©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会

「正しく状況を理解し伝達できる現場把握能力。無理を通す図抜けた度胸と身体能力。必要な魔法を正確に生み出す技術力。でたらめだが奇跡みたいなバランスで仕事が成り立ってる。これで裏は運営に許可取りに走ってるし…ゾッとするよ…!」

しっかり解説してくれる及川さん良いキャラw
みんなが褒められると何故か自分まで誇らしく感じてしまう不思議。
いやでもほんとに良いチームワークだし、もうカナちが他のメンバーと同等に数えられているのが感じられてエモい…!!
ダイレクトコア社の二人は技術者目線からニコ君を称賛してるのもイイですね。

次々と魔法を開発するニコだったが―

©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会

ニコ「破裂型対応魔法出来ました!お二人に転送します!」
ニコ「…え?」

そんな状況でも次々とこなしていたニコでしたが、破裂型対応魔法の転送でスピードが出ない…!回線混み合ってる…?誰かの仕業…?
って思ったけど、どうやらPCのスペック不足のようです。
まあ、ノートPCは冷却とか弱いし、限界ありますからねぇ……

ニコ君は自分が会社で普段使ってるPCと同じ使い方をしたせいで、と責任を感じちゃってますが、そもそも緊急で魔法を作らなければいけなかったわけだし、これは仕方ない気も…それともスピードも出しつつ処理負荷を考慮しながら開発してたらいけてたものなのかな?(我エンジニアじゃないのでわからぬ)

©岩田雪花・青木裕/集英社・マジルミエ製作委員会

ニコ「最悪だ、バカ!何ワクワクしてたんだ…!真剣な仕事なのに…!社長に任されたんじゃないか!」
越谷「ニコ、大丈夫か?」
カナ「二子山さん!」
ニコ「応えなきゃ…応えなきゃ…!僕を…必要としてくれる人たちに!

これは、覚醒ニコ来るか…!?ってところで次週へ。良い引き方。
後ろにダイレクトコア社の2人も控えてるし、次週は処理負荷分散させて対処するって感じなのかなって思って軽く見直して見ましたが、明確にPCを持っている描写が無かったので、どうなるのかわからんですね。
いずれにしてもニコの手腕が問われる楽しみな展開です。

感想

いやぁ~8話面白かったですね!
2話ぶりにマジルミエメンバーのチームワークが見れてやっぱりホッとします。
マジルミエは少数精鋭感が強くてメチャメチャカッコいいチームだなぁと。途中でも話しましたが、カナちがもうマジルミエにいなくてはいけないポジションになっているのもアツかった。

そして、終わってみればニコの活躍回とも言える回でしたね。あらためてニコのスペックの高さを感じられましたし、最後はちょっと取り乱しちゃってるけど、きっと次週、どうにか解決の道をこじ開けてくれるのでしょう。

しかし、魔法業界EXPOという業界関係者や魔法少女が大量にいそうな場所で、この場を収めようとするのがマジルミエだけってどーなん?って感じはしました。ミヤコ堂とかは今回そもそも来てなさそうですね。

あと、今回も重本社長と古賀社長の対比がしっかり描かれていましたね。二人の因縁、かなり引っ張るなぁと思いつつ、でも同じ場所にいるっていうのは恐らく劇中初めてだし、次話とかワンチャン鉢合わせしたりするのかな?と期待。

ここまで見ていただき、ありがとうございました!それではまた次週!

▼次話

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