「Just Because(ジャストビコーズ)」第7話「Snow day」の感想&考察です。
先週は放送がお休みだったので、なんだか久しぶりな感じがしますね。
話の流れとか若干忘れていたので、一度前の記事を読み返しちゃいました。
こういう時ブログに残しておくと便利だなーと実感。
さて、一歩が進んだ陽斗と葉月と、その一方で波乱が幕開けそうな美緒、瑛太、恵那の三角関係。
物語はどう進んでいくのでしょうか。それでは見ていきましょう!
▼前話
Just Because!(ジャストビコーズ)第7話の感想&考察
前回の最終カットから開始。
恵那が勝手に写真を撮って警察沙汰になっているところに瑛太が登場。
むしろあれだけ撮りまくっていてよく今まで怒られなかったですよね。(笑)
こんなに元気のない恵那は初めてかもしれない。
瑛太「ちょっとは落ち着いた?勝手に人の写真撮るから、トラブルになるんだよ。」
うん、間違いない。
ここまでひたすらポジティブで楽天家であった恵那のイメージがガラリと変わります。
人はみんな弱いところがあるものです。
恵那「だいたい、全部泉先輩のせいじゃんっ!コンクールに写真出すの、OKしてくんないからっ!!」
瑛太「すげー八つ当たり。」
恵那「賞取らないと…写真部なくなっちゃうんだよ…?」
瑛太「なんで、そんな写真部にこだわるの?」
瑛太「なにが?」
恵那「みんなからしたら、たかが写真部かもしれないけど…。」
恵那「私にとっては、やっと見つけた場所なんだもん!」
恵那が写真部にこだわる理由は、単に写真が好きなだけでは無さそうですね。
恵那「中学の頃は、部活作ろうとしたけど…部員集まんないし。」
瑛太「そっか。」
恵那「でも高校になって、やっと写真の話できる場所が出来たのに…それをなくなっていいなんて。」
恵那「思えるわけないじゃん。」
瑛太「小宮は凄いよ。」
恵那「バカにしてる…」
瑛太「俺だったら、何もしなかったよ、多分。仕方ないって諦めて。」
瑛太「わかった。もういいよ。」
瑛太「あの写真、コンクールに出して良いって意味。」
恵那の強い気持ちを聞いて、心が動かされたのでしょうね。
瑛太に抱きつく恵那。
間が悪いことに、ここを美緒が目撃してしまいます。
陽斗への想いにけじめを付けて、これからは瑛太に傾くのかな?と思った矢先にこれです。ほんと、間が悪すぎる。
美緒「なんなの…」
美緒「なんか…楽しそうだったな。」
まだ表には出してないものの、瑛太のことが気になっているのは間違いないですね。
美緒自身もどこまで自分の気持ちに気づいているのでしょうか。
そして次の日、センター試験の朝を迎えます。
雪がすごい。
葉月も美緒を気にかけます。
昨日色々あったからか、寝付けなかった様子。
TV『都市部でも10センチを超える積雪が観測されていますので、今後も大幅な遅れや運休が予測されます。』
TV『今日はセンター試験もあるので受験生の皆さんは心配ですよね』
いきなり表情が変わる瑛太。美緒の事を思い、家を飛び出します。
瑛太「ちょっと、出かけてくる!」
ここの行動力、今までの瑛太では考えられないですね。
前回の陽斗との野球のシーンで「俺もはっきりさせる」と言っていたり、美緒と同じ学校の願書を提出しに行ったり、瑛太の感情と行動が変わってきているのがここのシーンのポイントですね。
ここまで作品の中で成長するキャラクターは久々に見たかも。
瑛太『夏目の大事な日に、なんなんだよ!!雪とか、まじふざけんなって!!』
瑛太『いつもいつもなんだって、こう…!』
瑛太『あいつ、肝心な時に限ってさ。』
瑛太『中学ん時からずっとじゃんか!』
瑛太『生徒会で準備してた体育祭は雨で中止になるし!』
瑛太『修学旅行は風邪で来れないし!』
瑛太『数学の宿題、やってない時ばっか当てられて。もうホント頼むからちゃんとしてくれよクソッ!』
美緒ちゃん、そこまで運悪かったのか…。
そしてそれを全て覚えてる瑛太。昔からどれだけ好きだったかがわかるシーンですね。
美緒「もう嫌だ…なんで今日なの?せっかく勉強してきたのに。」
瑛太「なにやってんだ!夏目。」
美緒「は?なんで?」
瑛太「たまたま通って…。」
美緒「そんなわけ…何!?」
瑛太「立って。」
瑛太が現れます。かっこいい。これは完全に惚れましたね。
瑛太完全に別人です。(笑)
ここで電車の運転が再開します。
瑛太に言われて、美緒はセンター試験の状況を確認します。
すると、大雪のため試験を遅らせるニュースが出されていました。
こういうところ、瑛太はいつも冷静ですねー。
瑛太「今日って日本史だっけ?」
美緒「うん…。」
瑛太「じゃあ、現存する最古の自筆日記は?」
美緒「え…?
瑛太「日本史の問題。現存する最古の自筆日記は?」
美緒「御堂関白記」
勉強したのを忘れてると言う美緒のために、問題を出します。
ハイスペックすぎる・・・!
勉強だけの話じゃないですけど、瑛太って地頭が良いですよね。
なんとか間に合った様子。良かった!
瑛太はここで、お守りを美緒に渡します。
美緒「試験終わったら…聞きたいことあるかも。」
ここ、美緒が自分の瑛太への気持ちを理解した(認めた?)瞬間ですね。
美緒「じゃあ…がんばってくる!ありがとう。」
もう迷わない。そんな気持ちが表情に現われています。
瑛太「うん。」
シーン変わって恵那。
恵那「これだ。」
コンクールに出す写真が決まったようです。
恵那「賞が取れますように。」
シーン変わって陽斗。
陽斗「返事ないっすね瑛太。既読も付かないんで寝てんのかもしんないです。あ…でも、いつもどおり何も言わないで何かしてんのかもしれないっす。」
陽斗「アイツそういうとこあるんで」
電気屋さん(ビ〇クカメラ)でカメラを物色していると、瑛太を発見。
恵那「わっ!」
すごく迷惑そうな表情。
恵那「会長と同じ大学受けんの本気なんだ」
恵那「もう俺に用ないだろ小宮は」
邪魔するなと言わんばかりですね。
恵那「人を写真だけの女みたいに言わないでよ。」
瑛太「じゃあ、なにか用?」
恵那「用はないけど…」
瑛太「けど?」
恵那「なんかむかむかする!」
女子「持つの代わるよ。」
男子「いいって。」
電車に入ってきた中学生の男女のやりとりを見て、過去の瑛太との思い出を重ねます。
ここから回想―
前も出て来たけど、中学生の美緒。幼い。
瑛太「そういや他の生徒会メンバーは?」
美緒「みんな部活。生徒会と掛け持ちだし。」
瑛太「…ふーん。」
美緒「なに?」
瑛太「別に。」
美緒「出た、『別に』。今、絶対なんか言いたそうだったじゃん。」
瑛太「…なんでもない。」
美緒「気になるから言って。」
瑛太「損な性格してるよな。夏目って。」
美緒「どこが?」
瑛太「今日みたいなとこ。」
瑛太「一人で運ぶ量じゃないだろ。」
美緒「だったら、損してないじゃん。」
瑛太「してんじゃん。」
美緒「泉が持ってくれたんだし、全然損してない。」
瑛太「考え方がおかしい。」
美緒「どこが?…あ、ちょっと!」
思ったより二人の距離近かったんですね。
先生「突然のことだが泉は今度福岡に引っ越すことになった。」
―回想ここまで。
美緒「損な性格はどっちよ。」
美緒「肝心なこと、何も言わないんだから。」
不愛想だけどずっと傍にいてくれて、ずっと自分に対して優しくしてくれる、そんな瑛太の事を愛おしく思います。
幼馴染ってずるい!泣けるじゃないかー!
瑛太にお礼を言おうと携帯を出すと―
恵那の名前を見た瞬間、あの夜の光景が頭をよぎります。
これは…!
恵那が美緒に宣戦布告…という流れになりそうですね。
いつもタメ口な恵那の語尾が敬語になっているのが、神妙さに拍車をかけています。
美緒「何、急に?写真部のことなら、の生徒会に相談した方が良いよ。」
恵那「泉先輩のことなんだけど。」
恵那「私、デートに誘っていい?」
美緒「………。」
美緒「………ダメ。」
…こうして、いよいよ本格的な修羅場が始まったのでした。
感想まとめ
過去イチ盛り上がっている展開なのではないでしょうか。
今回の話の主軸である三人について、軽くまとめとこうと思います。
瑛太
行動に迷いがなく、一直線に走っています。急に主人公らしく成長なりましたね!
美緒や陽斗に触発され、瑛太自身も"自分の気持ちをはっきりさせたい"と思い始めたのでしょう。
美緒
ここにきて瑛太への気持ちに気づいてきた様子。
本当に大切な人は、ずっと身近なところにいた、という事ですね。
そして、それを気づくのが遅いため、新たな障害(恵那の瑛太への気持ち)が彼女を邪魔します。本当に間が悪いというか損な性格をしています。
恵那
先制パンチを放った恵那。
少し勢い的なものもありそうなので、瑛太に対する気持ちがどこまで強いかは現時点では決め難いですね。
状況的にもかなり不利なので、先はなんとなく見えてしまっているかもしれませんが、予想を裏切ることはあるのでしょうか。今後に期待です。
あと、陽斗が悟りを開いていたり、本記事では取り上げなかったですが葉月が自分を変えようとしていたり、感情が変化してきていたのも今回のポイントですね。
若い少年少女が成長していくのを見るのは微笑ましいですね。(笑)
以上、7話感想&考察でした!
閲覧ありがとうございました。