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商店街の景観を守るため、下水道に魔法を流し込んで怪異を攻撃する作戦を提案するカナ。そういった魔法は現状は存在しないが、重本社長は「うちはベンチャーだ。魔法がなければ…作る!」と自信満々に言い放って前回のお話は終了。
4話ではこのあとどうなるのか?
今回も引き続き、原作未読勢が「株式会社マジルミエ」の初見感想を書いていきます!
- 優秀なバックオフィス&代表
- (株)アストサイド
- 魔法ができるまで
- 商店街の人々
- 魔法がついに!完成するが…?
- どう見てもハイスペすぎるカナちパイセン
- 頼れる姉貴
- 土刃メイさん
- 商店街の人々から感謝される二人
- ひと仕事終えて
- 感想
優秀なバックオフィス&代表
二子山「ライブラリ使えば短縮は可能です。15分で組成し転送します」
なんと、わずか15分でホイホイ作れるらしいです。
ベンチャー云々というより、二子山君がめちゃめちゃ優秀な感じ?
まぁでも、確かに大手だといろんなお偉方の稟議を通したりで時間がかかるけど、ベンチャーは承認フローみたいなのがすっ飛ばせるから早いというのもありそう。
社長が仕様を書いて二子山君が実装する感じか。社長も優秀。
カナが「自社開発だって一部の大手しか」って言ってたけど、やっぱりこの2人だからできるんだろうなと。重本社長は石田彰社長と因縁っぽいから、過去に同じ会社でライバルだった、みたいな過去とかありそう。
…って思ってたら次のシーンで速攻で答え合わせがありましたw
(株)アストサイド
古賀「マニュアル無視の魔法技術者もまれにいるんだ。現場主義で仕事に対価以外のものを求めるようなタイプだ。僕の知り合いにもいた。うちの創業メンバーに入れてもいいくらい優秀だった」
アストにいた訳ではなく、知り合いだったようですね。
大学の同期とか、その前のベンチャー会社で一緒だったとかそんな感じでしょうか。
理想主義と現実主義でウマが合わなかったんでしょうね。
その一方で、高級そうなレストランに発生した怪異退治の依頼で現れたライバル魔法少女、土刃メイ。
この支配人的な人食器の心配してるけど、片付けておけなかったのかな。そんなに危なそうな怪異にも見えないし…と素人目で思ってしまう。
(割らないように)努力しますって言った直後パリーンって盛大に割ってるのが面白すぎたw
魔法ができるまで
一方、魔法ができるまで時間稼ぎ中の二人。
怪異が商店街から逃げないか二手に別れて見張りをすることに。
越谷「な~に、ひと月もうちの仕事こなしてんだ。自信持ってけって!何かあったらフォローすっからさ」
不安そうカナちを元気づける越谷パイセン、後輩想いの頼れる先輩。
こんな先輩に出会いたかった。どこまでも付いていきます姉御!
しかしこっちの青い怪異もさっきのオレンジの奴同様、全然脅威に見えないな。
……って思ってたら、いきなりひもQみたいな長距離職種攻撃しかけてくる!
怪異って危険なんですね、舐めててスミマセン(人д`o)
神回避&しっかり冷静に片付けていくカナち。
さすが1ヶ月経ってて成長しておられる。もう一人前だね!
商店街の人々
伝統が続いてきた商店街が怪異被害を受け、気が気じゃない商店街の住人サンたち。
まぁ怪異もそうだし、アストさんみたいなトコが受けてたら広域魔法でブッパされて木っ端微塵になってただろうからね。普通に考えて絶望ですよね…
そこをベンチャーのマジルミエがまさかの建物には傷つけず怪異のみを綺麗に片付けて感謝されるっていう流れですよね。
魔法がついに!完成するが…?
その頃、ついに魔法を完成させてきた社長たち。
ただ、何やら問題ありそうな感じで…?
口径が大きいマンホールを発動地点にしたいけど、どこが最適かわからないとのこと。
カナちたちに頼んで適当に大きめのところ見つけてもらうんじゃダメなのかな?w
…って思ってると、社長から合流したカナちと越谷さんに通信。
どう見てもハイスペすぎるカナちパイセン
「口径が若干他より大きいマンホール、見覚えないか?」
「さっき桜木が見回ったエリアにある。そこを魔法陣の発動地点にしたい。記憶を探って指定できるか?」
なるほど、ここでカナの優秀な記憶力の出番なんですね。
しかしガチチートすぎるぞこの能力w
面接落としたやつほんと見る目(ry
この作戦考えたのもカナちだし、発動地点を見つけるのもカナちだし。もはやエースなのでは?
最適な発動地点を見つけるものの、怪異が大量にいる地点に。
たしかにあんなところに突っ込んだら、何本のヒモQが同時に飛んでくることか…
頼れる姉貴
そこは頼れる姉貴、越谷パイセンの出番!次々と捌く捌く。
越谷「近距離魔法テンプレ5!出力50! 業務実行!」
掛け声が「業務実行!」って言うのもこの作品らしくて面白いですよねw
越谷さんが打ち込んだ怪異が弾けて空から舞う。
これをカナちが乱撃魔法テンプレ3出力25で一層。ナイスコンビネーション。見ていて気持ちいい。
そして越谷パイセンが最後は攻撃しながら着地し、ホーキを付きたて、そこに作りたてホヤホヤのオリジナル魔法を転送。マンホールが魔法陣になる。相変わらず魔法エフェクトがきれいですわ。
「オーダーメードだ、味わえや!業務実行!」
魔力の潮流的なものを見て、「綺麗…」と魔法の商店街の人達。
良いの?見た目的に商店街めちゃめちゃ破壊されそうな勢いに見えるよ?w
魔法はマンホールの中に注ぎ込まれ、作戦通り、怪異の除去(消毒)を完了。
土刃メイさん
土刃メイ「何でしょうか?今見えた魔法…魔法カタログにも他社の魔法にも見覚えないですし…自社開発にしてもあんな完成度…」
遠くから眺めていたメイ。やっぱり、エリートのこの娘が褒めるぐらい完成度高いんだ。魔法を作った社長やニコ君が只者でないことを象徴するような台詞ですね。
しかし、後ろで完全に忘れ去られたオレンジの怪異さん、かわいそう;笑
商店街の人々から感謝される二人
予想通り、商店街の人々から感謝されまくるカナちと越谷さん。
めちゃめちゃもらっとるw
本来だったら商店街ごとふっとばされそうなところを、最小限の被害で押さえたんだから、本当にGJですよね。
ちゃんと手柄をカナちの手柄だって立てる越谷さんも良い先輩だし、商店街の方々も良い人たちだし、優しい世界。
「お姉ちゃん!魔法少女のお姉ちゃんありがとう!」
未来の魔法少女になりそうな子だ。
これが一番うれしいプレゼントですね。(越谷さんの目が…)
カナちの「たくさんもらえるものがあるんだな…仕事って」がなんか社会人的にとっても響きました;;
お給料だけをもらうことだけが仕事ではないんですよね。頑張って、誰かの役に立ったり喜んでもらうのが一番のやりがいだったりするんですよね。
入社1ヶ月でそんな考えに至る経験を積めたカナちゃん、今後が本当に楽しみですね。
ひと仕事終えて
ひと仕事終えて、戻ってきたカナちと越谷さん。
相変わらず名刺でタワー作ってる翠川さん。
笑顔で迎えてくれる社長とニコっち。
しかしこれ全部手書きか…文明的に現代かそれ以降っぽい世界観なのに、ある意味凄い。こういう細かいところにも社長の効率主義でない性格やポリシーが感じられるのが良いですね。
その後、カナちは社長が言っていた現場を見ることの大事さに自分なりに学び、社長に感謝する。しっかり反省できてて偉い!
社長「世の中に情報は山ほどあるが現場で下せる判断は一つだ。だからきちんと現場を見て判断をする分だけ、人は成長する。そういう機会を増やすことがうちの美学なんだよ。桜木」
社長の美学は、「現場でしか見えないものをしっかり見て判断すること」と「そういった機会を作って人を成長させる」でした。
良い社長に良い新人。この環境なら、人がどんどん成長していって強い会社になること間違いなしですね。
感想
ということで第3話からの流れをうまく引き継ぎつつ、平和に締めてきた第4話でした!
「なんで広域魔法使わないの?」と視野が狭かったカナちが魔法少女として本当に大切なことを学んだのが印象的でした。重本社長の部下を信じるスタンスも良いですね~。
(株)マジルミエの少数精鋭ぶりと、その底しれないスペックの高さを感じる回でもありました。
逆に気になったのは、ちょっと展開が普通すぎて捻りが無かったことかな?まぁそもそもめちゃめちゃに伏線が張り巡らせているような作風でもないし、これはこれで良いんですが。
今後見どころなのは、やっぱり重本社長と古賀社長の過去ですかね。今のところアスト側が悪者っぽく描かれているけど、あちらにはあちらのポリシーがありそうで、それが徐々に明らかになるような今後の展開に期待!
あとはメイちゃんはもうちょっと入ってくるのかなと思いきや、今回はそこまで絡んでこなかったので次回に期待したいですね。アスト側陣営とか、他の第三の会社や魔法少女とかも絡んでくるとどんどん深みが増していきそうなので楽しみですね。
いや~これ見てるとベンチャーで働きたくなりますわ笑
それではまた次回!
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