さて、いつも通り、原作未読勢が「株式会社マジルミエ」アニメ3話の感想を書いていきます!
入社の契約書を交わすシーンから。意外とちゃんと会社っぽいことやってるのは良いんだけど、社長の格好がミスマッチすぎてが絵面が面白いことになってる。
カナ「そうか…このお金の重さは人の命に関わる責任の重さなんだ」
それもそうだけど、魔法少女って普通に危険な仕事だから、自分の命の重さなんじゃないかな。
どうでもいいけど、給料手渡しって嬉しさ倍増しますよね。
一方その頃・・・
唐突な石田彰ボイスきたー!悪役キャラ似合うなぁ。
というのは置いておいて、この冷徹で嫌~な感じの社長が契約社員の魔女を切ったとのこと。秘書っぽい人から「非人情経営は嫌われますよ」って言ってたけど、成績出ない契約社員を3年間打ち切らずにしていたのは、意外と辛抱強いのでは・・・w
緊急の依頼で現場に向かっているカナと越谷さん。
どうやらカナが契約してからはや1ヶ月経過したようです。
二人の絆も少し深まっていて、越谷さんが「カナち」呼びになっていてほっこり。
怪異発生地に巨大な竜巻。顔っぽくなってるのが怖い。
越谷さん「任しとき!一発食らって調べっから」
いやいや無鉄砲すぎるでしょw
でも、ホントに食らって敵のタイプを調べてるのが頼もしすぎる。姉御。
しかし触手タイプとは・・・?
カナちが魔法陣で対処しようとすると、、、
前回、次は青かな~?予想した通り、ほんとに青髪(紺色っぽいけど)の新しい魔法少女が登場w
サクッと納品してお仕事完了。めちゃ手際が良い。
ですが横取りされたので越谷さんも黙ってません。
無表情で淡々と喋る感じは、まどマギのほむほむを彷彿させますね(似てはいないけど)
越谷さん「あんの野郎、大企業だからって。何が権利だ。仁義がねえ」
どうやら大企業の専属魔法少女のようです。
名前は「土刃(つちば)メイ」。
メイが所属しているのは業界最王手である「アスト株式会社」。
おそらくさっき出てきた石田彰の会社。・・・じゃなくて「古賀圭」の会社。前話までにやたら「うちはベンチャーだ」と連呼してきたのには、このライバルとなりそうな大企業会社との対比としての印象を強めたかっただろうと思う。
人情の熱いマジルミエに対して、契約切りなど容赦の無いアスト。
今話から一気にお話に広がりを見せてきてますね。
さっき契約打ち切った魔法少女の代わりの採用が決定したと思いきや、土刃メイの納品報告にかかれている「(株)マジルミエ」の文字を見て「やっぱお金ないわ」って断る古賀さんw さすがに身勝手すぎではw
その後調べて、マジルミエ社長重本さんの名前をみて「ふーん、まだやってたんだ」と。重本社長と古賀さんは、何か過去に因縁がありそうな感じですね。
大方の予想通り、やっぱり重本社長は何か底しれぬバックボーンがありそうな印象が高まってきた。
翌日
ポニテカナち。かわよ。
下ろし髪カナち。かわよ。
古賀さんがTVに出ている。いつも仏頂面だったけど、TVでは営業スマイル。
さすがに外面はちゃんとしておられる。
国内500社以上の魔法少女企業はその99%が零細中小企業とのこと。
99%ってすごい。つまり5社以外は全部零細企業ということだ。
アスト株式会社のシェアがものすごそう。
魔法少女の衣装について激しい論争を交わす社長と二子山さん。
さっきまで仲良く女子校トークしてたのにいきなり喧嘩になってて笑う。越谷さん曰く「社長は魔法少女に魂を売ってる」らしい。
…どういう意味だろう?
そうこうしていると、仕事の依頼が。
甘麦地区の駅前メイン通り地下の水道管に微弱な怪異反応があったとのこと。
めちゃめちゃ広いけど、1社で対応しなければいけない状況。
広域魔法陣の話が出ると…
重本社長「だが…現場を見る前に退治方法を判断するのは、うちの美学にかなってない」
象徴的な台詞。
社長のこの言葉に、「仕事って美学のためにやるのかな?」疑問を呈すカナ。
現場を見ないで机上だけで判断するんじゃなく、しっかり足を使って現場を見て、最適な対処を行う、というのは普通に理解できるけど、「美学」っていう言葉だと少し理想論っぽく聞こえてしまうので、まぁどちらの言い分もわからなくない。
そして、プ◯キュア並みのめちゃめちゃ気合の入った変身バンク。
なんか決めセリフ付きで進化してるし!w
製作陣のこだわりが感じられてとても良いですね。(ただこの尺で今後も毎回やるのかな…w)
現場はすごい有り様。なんかスライムみたいなのいっぱいいて確かに悲惨だけど、これどういう実害があるんだろうか。
越谷さんが現場チェックをしようと言うが、カナはこんな多くの怪異を倒すんだったら広域魔法陣使えばいいのに、とまだ不服そう。
そんな中、近くをタクシーで通りかかった古賀社長も渋滞に巻き込まれ、さっさと広域魔法陣使えば早いのに、とカナと同じような見解。
街の奥まで行くと、商店街や建物がかなり古いことを肌で実感し、広域魔法陣の危険性に気づくカナ。
広域魔法陣を使えない理由はこれでした。こんなところでそんなのぶっ放したら建物が崩れてしまうとのことですね。
ただ、カナのイメージカットを見る限り、広域魔法陣ってめちゃめちゃ強力そうでは?
これ、仮に建物が古くなくてもそこそこダメージありそうに見えて普通に危険そうに感じる。例えば避難出来てない人とかがもしいたら大変なことになりそうだし。
これぐらい強力であることを知った上で広域魔法陣で解決できると思ったカナの思考の甘さがあんまり彼女らしくなくて、気になったポイントですね。
越谷さんと合流したカナは、下水道に魔法を流し込んで怪異を攻撃する作戦を提案。
でもこれには問題があるとのこと。
ほう、引っ張るやん。どんな問題があるのか?
カナ「そんな魔法はないんです。そういう魔法があればいいなってことなんですが…狭い下水道や地下へ通すような魔法なんて最新のカタログにもありません、だからこんなの理想論…」
そういうもんなの・・・?
ちょっと理由が弱いというか無理やりというか。もうちょっと納得感のある説明がほしかった!w
しかしそこに社長が心配いらないと発言。
うちはベンチャーだ。魔法がなければ…作ればいいと!
…というちょっと強引な締めで3話終了!
(ベンチャー関係なくない…?)
感想
3話は登場人物も増え、物語自体がすごく広がってめちゃめちゃ面白かった回でしたね。
さすが「3話の法則」というだけあって、しっかり押さえてきた印象。
考察も捗る。ただ、原作がある物語なので考察しても答えはもう出てそうだけど…苦笑
「非効率だけど人情を大事にする」マジルミエと、対比構造で描かれる「効率重視」のアスト株式会社。ベンチャー企業VS大企業。
というわかりやすくて、さすがジャンプっぽさの感じられる王道感が際立つエピソード。
ガワは魔法少女でありつつもしっかりお仕事アニメなのもまた斬新で面白いですね。
途中社長の考えに疑問を持っていたカナちも、最終的にしっかり反省して持ち前のスペックを見せつけてきたのもGOOD。
古賀社長から「引き抜き」というワードが出てたので、そういう展開になるのかなと少しヒヤヒヤしたけど、今のところは大丈夫そう…かな?
ただマジルミエに気になってるのは間違いないので、今後そういう展開になるフラグは立っているようにも見える。
考え方がまるで正反対である重本社長と古賀さんの過去の因縁?や、アストのエリート魔法少女の「土刃メイ」が今後どんな感じで物語に関わっていくのか非常に楽しみですね。
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